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      【結】
      詞・曲 一路八


      まずはお日さま顔出した
      風が吹き
      水になり
      土になりなった

      草生えて
      虫跳ねて
      魚が泳ぎ

      鳥は鳴き
      獣遊んで
      人立ち上がる

      ひふみよいむなやこともちろらね
      しきるゆゐつわぬそをたはくめか
      うおゑにさりへてのますあせえほれけ

      はじめ二つに分かたれて
      理と和を成して
      世となりなった

      縦と横
      結びたり
      鳴り生り成して

      弥栄と
      かたちあらはれ
      統べて開けん

      巡りゆく物語
      惟神
      降りにし縁
      結ひて歌わん



      【解説】
      開と対になる、ライブの最初に必ず歌う歌が結です。


      結と開。


      結んで開いて。


      私も、私以外の存在も、たくさんたくさん結ばれて、そして何かが開かれるよう、そんな空間を生み出せたら、織り成すことができればいいな、そう思って作りました。


      もともと、開を作っている間から「双子の歌」という言葉が身体か魂か、もしくは両方かのどこかにきちんと置かれていて、ああこれには対になる曲があるんだわ、と思っていました。その時、すでにタイトルは結と決まっていました。


      だもんで、開の中には結、結の中には開の文字が入っています。


      開が一瞬でできたのに対し、結はまーーーー難産でした。


      ずっと輪郭は見えていたものの、今の形になるまでに3〜4年かかっています。


      巡りゆく物語
      惟神
      降りにし縁
      結ひて歌わん


      最初はこれだけでした。
      これに、御詠歌的な節を使いアカペラで歌っていたのですが、何か違うのです。


      違うちがーーーーうという感覚が気持ち悪いくらいもぞもぞしてて。


      この歌はかっこつけて歌うものではないな、と。


      これはきっと、たくさんの人が楽しめるような、誰でもわいわい楽しくなるような、そんなお祭りみたいな開かれた歌だ。


      そう思ってからいろいろ考えて、頭絞ってお勉強して考えに考えてできたのが今の結です。


      結ぶ、つながる、続いていく。


      そんなことを考えたとき、思い浮かんだのが、この国に昔からある「ひふみのかぞえうた」でした。


      これは、数え歌であり、世界の始まりから今に連なる流れを歌ったものであり、また、この世界の理を示してもいたりするらしい。


      そこまで行って、ようやっと産まれてくれました。


      一路八という歌うたいと、いろいろでたくさんの命が結ばれることで、素敵な何かが産まれるといいな、なんて思いを抱きつつ、ライブの一番始めに歌っております。


      | 歌詞 | 06:13 | comments(0) | - |
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